筋トレと有酸素運動、健康維持ならどっちをやるべき?

「健康のために運動したいけど、筋トレと有酸素運動はどちらをやればいい?」

よくある疑問です。

結論からいうと、健康維持が目的なら、どちらか一方ではなく両方あるのが理想です。

筋トレは「身体を支える力」を守る

筋トレでは、筋力や筋肉量を維持・向上させることができます。

2026年に発表されたアメリカスポーツ医学会(ACSM)の最新見解でも、レジスタンストレーニングによって筋力、筋肉量、身体機能などが改善することが確認されています。

Resistance Training Prescription for Muscle Function, Hypertrophy, and Physical Performance in Healthy Adults

特に年齢を重ねると筋肉量や筋力は低下しやすくなるため、筋トレは「動ける身体」を維持するために重要です。

有酸素運動は心肺機能や全身の健康に役立つ

一方、ウォーキング、ランニング、自転車などの有酸素運動は、心肺機能を高め、心血管疾患や2型糖尿病などのリスク低下にも関係します。

WHOでは成人に対して、

  • 週150〜300分の中強度有酸素運動
  • または週75〜150分の高強度有酸素運動
  • 加えて週2日以上の筋力トレーニング

を推奨しています。

つまり、公的な運動ガイドラインでも「有酸素か筋トレか」ではなく、両方行うことが基本になっています。

WHO Guidelines on Physical Activity and Sedentary Behaviour

有酸素運動をすると筋肉が減る?

「筋トレと有酸素運動を一緒にすると、筋肉がつきにくくなるのでは?」

という心配もあります。

しかし、筋トレと有酸素運動を同時に行った研究をまとめたメタ解析では、一般的な範囲であれば、有酸素運動を組み合わせても筋肥大や最大筋力への大きな悪影響は確認されていません。

Compatibility of Concurrent Aerobic and Strength Training for Skeletal Muscle Size and Function

健康維持を目的とする人が、有酸素運動を避ける必要はほとんどありません。

まずは続けられる形から

たとえば、

週1〜2回は筋トレ。

それ以外の日は歩く時間を増やす。

これだけでも、筋トレと有酸素運動の両方を生活に入れることができます。

どちらが優れているかではなく、役割が違う。

筋力を守る筋トレと、心肺機能や全身の健康を支える有酸素運動。

健康維持なら、無理のない範囲で両方を続けていくのがおすすめです。

Weavingでは、体力や生活リズムに合わせて、無理なく続けられる運動をご提案しています。

参考文献

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